マルブン食品について

マルブン食品について

マルブン食品では、創業当時より培ってきた製法とこだわりがあります。

ひとつは、『品質本位』のものづくり。 美味しさはもちろん、品質重視で日々製品製造を行います。
HACCPに沿った衛生管理はもちろん、昨今急速に増えているアレルギー対応にも重点を置いています。
7大アレルゲンの「えび」と「小麦」については、原料として使用する製品と使用しない製品を区分し
「かに」、「そば」、「卵」、「乳」、「落花生(ピーナッツ)」については工場施設内に一切入りません。

さらに、『美味しさの追求』です。 歴史の長い揚げ蒲鉾が故に、製法や入る具材は大きく変化するものでは無く至ってシンプルです。 
当社主力のさつま揚は、昔からの製法で調味料ではなく数種の魚をブレンドし味を構築します。 魚本来の”うまみ”を生かした味造りと言えます。

また、製品に使用する野菜は全て国内産です。 野菜は旬のものを仕入れ、野菜本来の美味しさとフレッシュさを製品で味わえる様に工夫しています。

当社製品が出来るまで

01.魚肉の練り工程

専用の臼を使用し、魚肉すり身を練ります。
原料のすり身は、ニシン、スケソウダラを中心に、その他に、アジ、グチ、イトヨリ、太刀魚、イワシ等を製品毎にブレンドし、練合せます。

02.カット野菜の練り合わせ

野菜の入る製品は、練り終わったすり身にやさしく合わせます。
すり身の鮮度と野菜の鮮度に重点を置き素早く混ぜ合わせます。

03.製品の形成

製品の形成は、機械による型抜きではなく人の手で行います。効率よりも、ひとつひとつ丁寧に形を整える事に重点を置いています。
製品から人のぬくもりが感じられれば幸いです。

04.揚げ工程

揚げ方にも一工夫しています。 まずは低温油でじっくりと加熱し、その後に高温油でこんがり色付けを行います。 時間をかけ低温油で揚げる事で中の野菜が蒸されます。
こうする事でシャキシャキ食感を残しつつ充分に加熱が行えます。
仕上げに高温油でこんがりキツネ色に色を付けて完成です。

05.製品の冷却

完成した製品を、安全にお店まで運ぶ為に製品の温度を下げます。 製品は生ものと同じです。 特に当社製品は保存料を使用しませんので、しっかりと温度を下げる事が大事になります。
放冷機を使い約1時間、ゆっくりと温度を下げて行きます。

06.製品のトレー詰め

充分に温度が下がった製品を食品トレーに詰めます。 ここでは、形や傷、色合いを人の目で見て良い物だけを食品トレーに乗せて、次の包装機(自動ラップ掛け機)へと流します。

07.製品チェック

ラップがかかった製品をチェックします。
ここでは、金属探知機と重量をチェックします。
異常があれば強制的にライン外へ外れ、正常な製品だけが次の工程へ流れます。

08.ラベルの貼付

金属探知機及び重量検査で正常な製品に表面ラベルと裏面ラベルを貼付します。
同時に賞味期限をラベルに印字します。
両方が揃って、初めて製品として出荷が可能となります。

09.製品の箱詰め

製品を箱に詰めます。
この時、表面と裏面のラベル有無を確認します。
また、ラベルの貼付位置も確認します。
異常があればライン外に外します。

10.製品保管庫へ格納

この部屋は出荷待ちの製品保管庫で、全体が冷蔵庫になっています。
完成した製品は出荷用として一時保管されます。ここでは、行き先毎に並べられ順次出荷されて行きます。

11.製品出荷

製品保管庫に直接トラックがつき、行き先毎に製品を出荷します。 トラックは保冷車両の為、製品の温度を保ったまま積み込みを行います。

12.お店に陳列 ~ 食卓へ

出荷された製品は、問屋を通してお店へ行き売場へと並びます。その後、お買い求められた皆様の食卓へ並びます。

原料の仕入れてからお店に並ぶまでには、創業から半世紀の間に培われた製法とこだわりで製造を行っていますが、
更に安全・安心な製品を皆様の食卓へお届けする為に、厳しく製品をチェックし出荷しております。